RC Rock 2010 N.T.M enRoute Cup 2nd

奈良トライアルマウンテンで行われたRC Rock 2010 N.T.M enRoute Cup 2ndに参加してきました！
左が津田レーシングの津田(兄)さん、右はキャンペーンガールのおねえさんです。

　
今回もenRouteさんの運営のお手伝いをさせて頂くということで金曜日の23時に自宅を出発。
羽田空港を経由して北海道から参加のYSS片岡さん、SYOJIさん、MRCCのDANさん、Y本会長、TAAAさんの6名で一路奈良へ。

東名を走ること6時間。

翌朝の6時頃に針テラスに到着。
MRCCのPZJ-Pさん、YSSのヤマモトさんと合流して1時間ほど仮眠を取ったあと、7時過ぎに奈良トライアルマウンテン（N.T.M）に到着。

enRouteの方と一緒に運営用のテントや参加者の方のピットやコースの整備（草抜き？）とコーステープの設営などなど。
諸々の準備を済ませたあとはコースコンディションを確認するためにプチコンペ。
2コース作ってグリップの感触やマシンの状態、ジャッジの方針等をチェックしました。
　
さすがに皆寝てないので、お昼過ぎには撤収。
昼食を済ませて宿で温泉に入って、さぁぐっすり寝るぞ！
・・・となるわけもなく、ラジコンのメンテからくだらない話まで大盛り上がり。
結局寝たのは24時を過ぎた頃でした（汗

翌朝は5時半に起きて6時過ぎにN.T.Mに到着。
MRCCはsection2(下から見て左上のコース)をつくらせていただきました。

今回はオープンクラス、モデファイクラスともに同じコースを走ると言うことで、
enRouteの方と協議して、モデファイクラスは6ゲートをゴールとし、
1～6ゲートまではなるべく難易度を低く、7～10ゲートで難易度を上げる事になりました。

1ゲート
最初は足上げ。進入に気をつければ問題ありません。

2ゲート
これも足上げ。ゲートをこえたあとは下りになっているのでリアに注意です。

3ゲート
コレは少し難しくしました。
足上げ気味で少し斜めになっている下りなんですが、向こうにバナーがあるので、
慎重に行かないと大きく叩いてしまいます。

4ゲート
軽いV字の登りです。どの角度から行ってもだいたい大丈夫でしょう。
3と5のゲートの通り道として設置しました。

5ゲート
角度のついた登りです。
腹下が十分あるマシンなら正面から行けますが、
そうでない場合は左ギリギリぐらいから斜めにアプローチします。
どちらの場合も途中で車を停めると流れるので注意が必要です。

6ゲート
滑りやすい岩で、斜めの下りです。
モデファイクラスのゴール。
変にdigを入れてしまうとリアが滑って右ゲートをタッチしてしまうので、
ゆっくり止まらずに行くのが安全かと。

7ゲート
ここから結構大変です。
足場が不安定な下りです。しかも一歩間違えると大きく落下するので精神的にも怖いゲート。
ゲートの先の白い岩へのアプローチを最優先に考えたライン取りが大事になります。

8ゲート
V字の登り。結構厳しい登りですが、フロントがかかれば何とか行けます。
が、フロントがかかってから左右どちらへ引き上げるかで挙動が変わるので、
それでリアが引っかかったりして苦戦している人が多かったようです。
ココまでいけなかったので正解は解らずじまいです（汗

9ゲート
写真からは分かりにくいですが、急な下りの先にバナーがあります。
ココは作っているときに相当なエキスパートでもクリアするのは難しいだろうと思っていました。
　
アタックすると
[リスク] +25 … ゲート(+5+5)、バナータッチ(+5)、バナー越えリフト(+10と8ゲートに戻る)、
[リターン] -1 … プログレス(-1)
　
最初から踏んでいけば
[リスク] 0
[リターン] +6 … バック(+1)、ゲートタッチ(+5)

リスクを考えて最初から踏んで行こうと思っていました。が、ココも到達出来ず。
とても惜しい方はいらっしゃったようですが、
風の噂でクリーンプログレスな方は居なかったように聞きました。

10ゲート
ゴールゲートは丸岩の登り。よく使われる岩ですね。
9ゲートが画面右にあるので、「右からはいれそうだけど、実は左から大回りして進入するのが正解なゲートをつくろう。」と目論んでいましたが、みなさん普通に右からクリアされていましたｗ
・・・ハイグリップな路面だとこうなるんですね。
なかなか思惑通りのゲートを作るのは難しいです（汗

コースを作り終わった時にはすでにゲートオープンしていて、
みなさん真剣に下見をされていました。

N.T.Mの津田さん(兄)さん、enRouteの瀧澤さん、からのあいさつの後、
受付、車検、ドライバーズミーティングを済ませて9時30分から競技がスタートしました。
僕はBグループのサブジャッジをさせていただきました。

ちなみに今回も実車のエクストリームと併催なので、ラジコンのすぐ隣には実車がすごい音で走っています！

ラジコンなら「リフト～」って言ってスグ前のゲートに戻れますが、実車はそうは行きません（汗
ユンボで釣り上げれていました。何にせよ凄い迫力です。

Youtubeでしか見たこと無いような車がブォォォォーンって凄い音で走っています。
これだけでも一日楽しめます。

さて、RCの話に戻りますと。
今回一番大きなルール変更は「ゲートへの逆側からの進入が禁止」されたことでしょうか。
これまで、どうしても登れないようなゲートがあった場合、
ゲート奥からバックで進入し、フロントタイヤがゲートを通過してからすかさず前進してゲートを通過する事ができましたが、今回からはそれが禁止になりました。

その代わり、ゲート手前からは前向きでも後ろ向きでも進入が許される事になったので、下りは若干楽になったかもしれません。
と、今考えるとバックで通過したほうが良いゲートがいくつか思い出されますが、
(下りのすぐその先にバナーがあるところとか）
その時はそこまで思いつきませんでした（汗

さて、そんなこんなで競技スタート！

2section +40(TimeUp)
いきなり自分たちで作ったセクションでDNF（涙
7ゲートから8ゲートへの途中で落ちてしまって復帰できず。
ちなみにここは前回の決勝のコースで、その時も同じ場所でダメだったんです（涙
苦手な意識もあったので残念ですが、練習不足が否めません。
時間に迫られてゲートの無いところでの走路の選択を間違ってしまった感じでした。

3section +7 / 4section +7
最初にDNFをだしてしまったのでAメインには残れないと判断。
とにかくBメインに残るために、それ以降は大きく叩かないように注意し、
無理そうなところはゲートを踏んで無難に走りました。

1section +40(TimeUp)
点数的に考えて、ここを無難に走るとBメインは怪しいと判断し、全部クリアするつもりで走りました。
結構集中できて、打つ（スロットルを握って勢いでクリアする）のが良い方向に作用して、9ゲートまで大きなミスもなく結構時間も残したままこれたのですが、
何をどう間違えたのか、10ゲート目前の何でもないところでライン取りを間違えて落下してしまい、まさかのタイムアップ。
　
・・・これは凹みました（涙
　
10回やって10回クリア出来るところでミスしてしまい、
目の前の-10がこぼれおちて+40になる大失態！
ここをミスしなければBメインにはなんとか残れたという事実にも悔しさ100倍です（汗
でもまぁ、これも良い経験になりました。次からは肝に銘じて頑張ろうと思います！

さて、予選の結果、MRCCはDANさんとPZJ-Pさんの2名が危なくなくAメインに進出。
流石この2人は安定しています。
TAAAさんは惜しくもあと1ポイントでBメインに届かず。
YSSの片岡さんとSHOJIさんはBメイン。
片岡さんはBメインから勝ち上がって決勝へ。

決勝のコースづくりもお手伝いさせていただいて、いよいよ決勝スタート！
ここは6ゲートのV字の登りがキーポイントでした。
決勝のコースはすべて試走して確認したのですが、最初の何人かがタイムアップになってしまい誰もクリアできなかったら、とちょっと焦りましたが、
マイルドプリンさん、DANさんが見事ゴール！
嬉しい反面、ほっとしましたｗ

見事優勝したのはFRCのマイルドプリンさん、
準優勝はMRCCのDANさん、
3位はFRCのアニさんでした。

いつも一緒に走っている人が表彰台に3人も！
しかもアニさんはBメインから勝ち上がって表彰台をゲット！
なんだか僕まで嬉しくなります。
僕も切磋琢磨してもっと頑張らないと。

協賛してくださったトレイスレイさんからのビッグなプレゼント（XR10）のジャンケン大会で盛り上がったあと、テントの片付けをして撤収したのはすっかり暗くなってからでした。

21時頃に刈谷に到着。
おみやげ用にいつもの「えびせん」を購入。
いつもの「横綱ラーメン」でお腹を満たしたあと、
26時頃に無事自宅に到着しました。

ハードな旅で、結果もふるいませんでしたが、
楽しい仲間に恵まれて最高に楽しい旅でした！！

次は玉淀でMPカップが開催されるのでそれに向けて練習あるのみです。

参加されたみなさまお疲れ様でした！

<関連リンク>
イージー苦労リング 奈良トラエンルートカップ第2戦参戦報告
FRC FRC-奈良トラ　エンルート　カップ参戦
EGOTRIP 101017 RC Rock 2010 N.T.M enRoute Cup 2nd