World Drome 2010

行ってきました、ワールドドローム2010！

金曜日の23時に自宅を出発。
SDRさんをピックアップして首都高～東名～小田原有料を経て25時すぎに会場である修善寺のサイクルスポーツセンターに到着。
すでに多くの車が列を成していました！
外の気温は8度。ゲートオープンまでしばし仮眠をとります。

朝6時にゲートオープン！受付表を見せてピストの近くまで車で移動、先に荷物だけおろして、車は駐車場へ。

坂を下るとそこには広大なピストが。始めて目にするコースに圧倒されつつテンションも上がります。
ピストの周りに各自自由にタープを張ってピット確保します。

僕らは第4ターンの裏に設置。初日の朝は風が強く、タープはあきらめて机だけにしました。
それにしても朝9時過ぎまでは猛烈に寒かった！
お昼前ぐらいから太陽が照り付けると、逆に暑くなりましたが・・・
ピストに入って開会式と記念撮影。





開会式では運営している方、参加者、皆さんのイベントにかける情熱が伝わってきます。
熱いイベントだと強く感じました。
今年は台風の影響で延期になり、12月開催なので日が短く、初日は練習走行1本と予選3本。いずれも2分。

マシンは今回XRAYのX10Linkというシャーシです。
出場クラスはスーパートラッククラス、という5カテゴリの中で2番目にスピードの出るクラスです。
1番スピードの出るストッククラスと違うのはボディだけです。
マシンのほうはフロントスプリングを一番固いものに、ロールスプリングはMurdock R/CのWIND TUNNEL プログレッシブ・スプリング（シルバー）を。
あとはドローム用にデータロガーとレギュレーションの電圧チェッカーを積んで、サイドステフナーを装着したぐらいでしょうか。
トー角は0度、キャンバーは1.5度、車高は前後9mm。
結局2日間通して、マシンのアライメントは一度も変更しませんでした。

まずは練習走行。
ピニオンは62T、スパーは71Tと、考えられる最小の組み合わせ。
ボディはリアのグリップを確保するため、超控えめなカットライン。
車をよけるのにバックストレートで軽くひっくり返るも、スピードが出ていなかったので問題なし。
安定して走れたものの、タイムは10秒後半。明らかに他のひとより遅いです。

予選一回目。
ギア比はこれ以上あげられないのでブーストをかけてみることに。
デフォルトのブースト3から6に変更。
しかしトルクが細くなり加速が遅い。
ラップタイムは10秒前半。安定して走れるもののまだまだ遅い。

予選2回目
とりあえずブーストは3に戻し、ボディをカット。
リアフェンダーを大きくカットし、スポイラーも小さく。
リアが不安定になるかと心配でしたが大丈夫。
タイムは若干よくなり、なんとか9秒台を記録。

予選3回目。
どうにかギア比を変えれないか考えていたところ、
ゼノンさんのブースで70Tのスパーと、64Tのピニオンを発見。
早速購入し、70T/64Tとし、さらにリアフェンダーをカットしてチャレンジ。
2週目までは控えめに走り、3週目でアタック。
そして何とか9秒6台を記録！見た目もだいぶ速くなってきた印象。
しかし速い人は8秒台をラップしている。どうやったらそんなタイムが出るのか・・・。

そうそう、ピットを確保したエリアがクラッシュの多いエリアということもあって、僕らがピットにいたときだけでも10回以上マシンがウォールにヒットして、「ドーン！」というすごい音に何度も驚いてしまいました（汗

予選結果は34人中14位。僕の上の5人ぐらいはコンマ1秒差。
あとコンマ2秒ちじめれば、ひょっとしたらAメインに出れるかも！そんな淡い期待をちょっと抱きつつ。
他の方のタイムを見ていると、どうも2週目か3週目にベストタイムがでて、その後は徐々にタイムが落ちている。

その日はサイクルスポーツセンター内にある「サイテル」という宿（合宿所）に宿泊。
宿では明日の準備を淡々と進めます。明日はとにかく速めに加速して2周目にベストラップを狙う。
それから玄人゛志向さんからたくさんアドバイスをいただき、
ブーストは3から0に、ボディはギリギリまでカットしてなるべく低くし、空気抵抗を減らすことに。
目標は9秒2台！！

その日は24時前には就寝、明日に備えました。

さて2日目、予選4回目。
ホームストレートでちょっとラインチェンジしようとしたら、
いきなりコントロールを失って1コーナーで軽くクラッシュ。
3周目に9秒8が出ましたが、ライン取りがうまくいかず、それ以降はスピードが落ちてきたので6周で
走行終了。2周目にかけていたので悔しさが残ります！！！

予選最終走行。
2周目まで順調に走れて9秒4を記録！
目標にはちょっと及びませんでしたが、今のバッテリーとモーターでは限界のタイムかも。
ほかの選手もタイムを伸ばしてきたので順位は変わらず。
しかしAメインに残った選手はみな8秒台ですよ・・・（汗

さていよいよ決勝です。Bメイン。
もうやることがないので、アンプのフィーリングをプログレッシブに変更。
決勝ですが、来年に向けて2週目のラップタイムを計測しにいきますｗ
カットオフなし、ブーストなし、フィーリング8、ブレーキなし。
ピニオン64T、スパー70T。
KV値は計測結果は2300。

決勝は4分。
とりあえずフィーリングを変更したESCがどれほど変化を見せるか、
2週目にタイムアタックして少しでも来年の参考になればと、がっつり握りました！
結局2週目のベストラップは9秒5。
フィーリングにあまり変化はなく、イマイチの結果となりました。
レースのほうはストレートでラインを変えようとしてターン1で軽くクラッシュ。
復帰してスローペースな状態でターン4のバンク上に入ってしまい、また軽くクラッシュ。
ストレートで合流できずバックストレートでの合流となりました。
その後は安定して走行できましたがラップは11秒台とイマイチ（汗
2回のリスタートで相当電力を消費してしまったようです。
決勝走行後、バッテリー残量は57％でした。
それでもなんとか無事完走することができました！
皆さんのサポートのおかげです。

ワールドドローム2010 公式リザルト

今回はSDRさんにメカニック＆スポッターと、全面的にサポートしてくださって本当に助かりました。
また、準備段階から当日のアドバイスまで、玄人゛志向さんには大変お世話になりました。
玄人゛志向さんがいなければ出場することすらなかったかもしれません。

本当にありがとうございました＆お疲れさまでした！
来年はAメイン目指して頑張ります！