FACTS MACHINE 2 – Multi-Function Brushless Motor Tester

FAN28590 FACTS MACHINE 2
Multi-Function Brushless Motor Tester

Fantom Racingのブラシレステスターを購入。
実際はローターや缶の選別に使うそうですが、
性能を数値化できるので、色々と役立ちそうです。

FM2はバッテリーを2つ内蔵していて、
ひとつは基盤駆動用の9Vの乾電池(交換式)、
もうひとつは巻線抵抗の計測用9.6VのNi-HMバッテリーで、こちらは充電できるようになっています。
ではこのテスターで何が出来るのか、順を追ってみてみましょう。


電源スイッチを入れると、磁力線の計測が始まるので、環境に応じて左のボリュームスイッチでキャリブレーションを行います。


ブラシレスモーターのローターを外し、全面の穴に差し込みます。
穴のサイズが12.5mmなので、
残念ながらそれ以上のサイズのローター(13.0mm以上)は計測できません。


差し込むとすぐに数値が出ます。ローターの回転軸位置によって微妙に変化しますが、
少しずつ回して一番数値が高いところで計測するのが良さそうです。


コギングがあるので少し回転させると半回転ほどしたところで安定します。
すると今度はマイナスの数値が出ます。
この両方の数値をメモしておくようです。


最後に巻線抵抗を計測します。
ブラシレスモーターのAとBにケーブルを接続し、
右側のスイッチを入れます。(指で押しっぱなしにする必要があります)
小数点以下は若干変動しますが、それほど大きな数値の変化はなく安定しています。

FM2で計測できるのは以上です。


最後にブラシレスモーターチェッカーでKV値、電流値を調べておけば、モーターのコンディションの把握はバッチリでしょう。

以下計測したデータです。

抵抗 磁力+ 磁力ー I(A) KV V
63.0 —.- —.- 1.7 1850 8.0 とりおん Method3 17.5T
46.5 113.7 -112.0 3.3 2369 8.0 ORION VST PRO 17.5T
50.0 127.8 -123.6 0.9 2265 8.0 Trinity D3(JMRCA) 17.5T(sray)
48.9 130.2 -131.1 0.9 2235 8.0 Trinity D3(ROAR) 17.5T
49.9 128.5 -126.6 0.9 2242 8.0 Trinity D3(JMRCA) 17.5T(omizo)
41.7 127.8 -126.9 2.1 2825 8.0 YOKOMO ZORO 15.5T(A)
50.2 122.3 -121.5 1.5 2809 8.0 YOKOMO ZORO 15.5T(B/コネクタ付き)
27.7 —.- —.- —.- —.- 8.0 SpeedPassion?
38.4 —.- —.- —.- —.- 8.0 Novak
54.2 —.- —.- —.- —.- 8.0 SpeedPassion 17.5T(omizo)

2 Comments

    また機材が増えてますね。

    今度、測定してほしぃ~ですぅ。

  • kenpさん

    はい、機材マニアですw
    いつでも計測しますので、今度お会いしたときに声かけてくださいね!

    ちなみに100度以上の熱を入れたローターは0.05%ほど磁力が落ちる、という仮説があります。
    その立証のためにも、燃える前・燃えた後と2回計測させてもらえると嬉しいです。
    燃える男、kenpさん、よろしくお願いします!

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