2011 JMRCA全日本選手権 1/12EPレーシング

僕はストッククラスに参加したので大会2日目から会場入り。
到着して早々、くろぅどさんに瞬断対策としてキャパシターをお借りしました。
これでTEKINの対策もバッチリのはず。

予選1回目 26位 24周 8:02.751(19.088)

事前にくろぅどさんから教えていただいたとおり、タイヤはフロント・ヨコモLラバーハード、リア・ヨコモLラバーソフトで走行。
悪くはないが、コースに慣れていないことと緊張のためうまくラインをトレースできない。
普段Garageでしか走らせていないのでマシンと人の物理的な距離が違いすぎるのも慣れない。
緊張して手が動かないのも原因ですが・・・。
グリップ剤がうまく拭き取れていないらしく2週目まではズリズリ。
コーナーで怖くてスロットルを握れない、ステアリングきれない、握ってないのでモーター温度も40度までしか上がらず。

予選2回目 33位 24周 8:04.469(18.548)

直前にくろぅどさんにアドバイスをもらう。
スロットルを抜くのは3箇所だけ?!
1回目では10箇所ぐらい減速してたんですけど(^_^;)
この回はそれを意識して走行してみる。
なるほど、思い切ってステアリングを切れば、ある程度スロットルをいれたままで走れる。
少し慣れてきた気がするが、他の人と比べて曲がりが足りない気もする。

予選3回目 24位 25周 8:04.484(18.583)

フロントタイヤをヨコモLラバーミディアムに変更。
よし、だいぶ曲がるようになってきた。
しかし緊張と不慣れでまだまだラップが揃わない。
特にストレート手前の下から上へ抜けるシケインと、
ストレートエンドの大きなコーナーで他車と差が開く。
あと操縦台下のペナルティエリアあたりのコーナーでしょっちゅう大回りしてしまう。

予選4回目 20位 26周 8:17.548(18.447)

ストレート手前のS字の走行ラインがようやくつかめてきた。
毎週綺麗にトレースとはいかないが、ようやく26周に入ってくる。
一つの目標であるくろうどさんが26周13秒ぐらいなのでようやく背中が見えてきた感じ。
午前中には本日の予定が終了したので、午後はモデ観戦とメンテナンス。
デフを組み直し、ダンバーをメンテナンス。
早々に帰宅して早めの就寝。

予選5回目 34位 15周 4:53.158(18.470)

予選4回目で調子が良かったので張り切ってコースインしたのですが、
すぐに巻くのが確認できたので、グリップ剤がうまく拭き取れていなかったと思ってたのですが、恐る恐る走行するも 2周しても状態が変わらず(^_^;)
どうにもリアが安定せず、今回で一番走らない印象。
ヒート最後尾まで落ちてしまったのでタイムは期待できないので捨てラウンドと割り切り、
スロットルを抜かずに走る練習・・・とかやってたらストレート手前で壁にヒットし、フロント破損でリタイヤ・・・。

予選6回目 22位 26周 8:14.199(18.126)

急いでピットに戻り破損箇所を修理。
持ってて良かったフロントナックル。
(直前にストックを用意したのですが、買ってなければここで終わっていたかも・・・)
とにかく巻き巻の原因を突き止めなければ。
あらゆるポイントを検討してみる。が、メンテいた項目も多く特定できない。
結局タイヤ交換、フロントのグリップ剤の 量を減らしてみたら、何とか走れる様になり、何とかベストラップを記録。
終わり良ければ全て良し。今持っている実力を出し切った感も有り、気持ちよく予選終了。

ライバルのくろぅどさんは 26周と10秒、WDさんが26周12秒だったので上出来です。
予選の結果は合計92ポイント(26/24/20/22)で27/40位。

決勝はCメインの7番グリッド。目標は3番グリッドのくろぅどさん。
第1～2コーナーにかけての混戦をうまくすり抜け、オープニングラップで4位に浮上！
グリップ剤のふき取りもうまくいったようで、オープニングラップから普通に走れます！
ピットで冗談交じりに話していたことが現実になって気分も盛り上がってきたのですが、
得意だったはずの右手前エリアで痛恨のミス。
マーシャルの方にお世話になっている間に2台に抜かれ7位に後退。
その後は延々一人旅。最終的にスタートと同じ7位で終わりました。

くろぅどさんに追いつけなかったのは残念ですが、
その1ミスも今の実力通りといえばそうですし、
むしろ1ミスで済んだのも上出来といえば上出来ですし。
出し切った満足感で気持ちよく終えることが出来ました。

ストッククラスで優勝したのは渡辺選手。京商のサポートの方でしょうか。
とにかく全ヒードトップゴール。めっちゃ速かったです。

モデファイクラスの優勝はyokomoの松倉直人選手。
別次元過ぎて鳥肌が立ちます。

速く走るということは、マシンセッティングはもちろん、コースへの対応力、タイヤ・グリップ剤の知識、パワーソースの選択、とにかくもっともっとやることがいっぱいあって、それをやらないと同じステージにすら立てないと感じた2日間でした。
この経験は僕にとってとても大きなものとなりました。

そんなわけでとっても充実した刺激的な2日間でした。
このままでは終われませんので、来年もまた参加しようと思います。
ご一緒させていただいた皆様、アドバイスを下さった皆様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします！

玄人゛志向
2011 EPR 全日本選手権