EAGLE TREE SYSTEMS MICRO POWER

定例になりつつあるGarageT&F。
先週末もあべくにさんとご一緒してきました。
お客さんは少なめで、メインコースは3グループ6人。
絶好のタイムアタックデーですw
暗黙の了解?で、各グループが順番に走る感じでした。

今日の課題はWORLD DROMEで使うデータロガーの使用に慣れる事。
久しぶりなのですっかり使い方を忘れてしまっています。


その前に、まずはRCManiaxWebStoreで購入したとりおんのアンモナイツミニのコネクタレスを購入したので半田づけの作業から。
これで走行後のモーターやESCをクールダウンさせます。
アルインコの安定化電源にはフロントに端子があるのでこっからとってもよかったですね(汗
スイッチは手元で操作しやすいようにファンのすぐ横に設置しておきました。


大きさは手のひらサイズで持ち運びにも困らず、
狭いピットテーブルでも邪魔になりません。
風量は想像してたよりも少ないですが、モーターのクールダウンには最適でした。
5分~10分で30度以下になります。
ちなみにデジタルスケールから10mm程度離したところから風をあてると6.0g程でした。


さて、準備も整ったのでいよいよデータロガーを使っていきます。
今日はXRAY T2RProで電圧や温度のデータを取ります。
使うのは以前購入したEAGLE TREE SystemsMicropower
データロガーとしては定番のアイテムです。

ロガーはバッテリーに固定して、温度センサーはモーターへ。
電圧・電流・モーター温度の3つのデータが補足出来ます。
データを記録するトリガーはデフォルトがバッテリーを接続した時点になるのですが、
設定で10A電流が流れてからに設定しています。
(記録終了はバッテリーを外したとき)

走行毎にUSBケーブルでPCと接続、ロガーに記録されたデータを吸い上げます。
が、やっぱり最初は色々なミスやトラブルが発生。

・最新(V3用)のソフトが使えない(要V1/2用の6.93)
・走行中、温度センサーケーブルがコネクターから抜けてしまった(要補強?)
・データロガーのデータリセットし忘れ
・リセットしてもスグUSBケーブルを抜いてしまうとデータが途中までしかリセットされない?
・PC用ソフトでメニューから保存を選ぶと別名保存できるが、キーボードショートカットだと上書き保存されてしまう
・etc

今日はこれらの吸収が目的なのでシッカリと経験値をためておきます。


計測ついでに、購入したモーター冷却用のファンを取り付けて効果測定もしてみました。
とりあえずESCの上に両面で付けてるだけですw


ATRAS3200mAh/Fan無し
約10分の走行中はスルスルとモーターの温度は上がり続けます。
走行終了時点のモーター温度は約64度。
その後ブロワーをかけに行くまでの間、急激に温度が上昇しています。
おそらく走行時のエアフローがなくなったからでしょう。
#10分40秒あたりでブロワーをかけた瞬間から温度が下がり始めますw


ATRAS3200mAh/Fan無し
こちらも走行終了後、直接ピットへ戻ってバッテリーを外すまでの1分足らずの間に、5度も上昇しています。
限界まで走行させた後の温度上昇は危険ですよね。
走行後は速やかにモーターを冷やしましょう!


ATRAS3200mAh/Fan有り
とりあえずESCの上にファンを設置。
走行終了直後の温度が先ほどは55度だったのが、
ファンをつけたら50度に。
さらに走行後も温度が下がるので、
1分後の温度差は10度に。
やっぱりFanすごい!


ATRAS5000mAh/Fan有り
お次は電圧。5000mAhのバッテリーを使ってみると、走行終了後のバッテリー電圧が高い。
3200バッテリーのときは2分過ぎると(7.8V以下)もうたれてきた感じがしたのですが、
5000だと電圧変化が緩やかってのもあって、4分近くまでたれてきた感じがしません。
最初は銘柄による内部抵抗の違いかと思っていましたが、単に容量の違いも大きい気がします。
容量の多いバッテリほど電圧降下が緩やかで良い結果がでるのでしょう。
日々のチキチキ用はそれほど気にしなくてもいいですが、ドロームに向けては2~3本は大容量のバッテリを用意しておいたほうが良さそうです。


ちなみに今日はT2RProオンリーの走行でしたが、ベストラップは9秒409まで縮まりましたよ!
コーナー進入より脱出のスロットルワークを意識するとちょこっとタイムが上がった感じです。
奥が深い。

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